CAD利用技術者試験2次元2級に合格する方法(2)
公式ガイドブック編
CADシステム
公式ガイドブクは重要な文字が太字になっておらずに覚えにくいです。しかも公式ガ
イドブックのCADシステムはどこの文章からでも問題が出ます。大げさに言うとすべて
暗記するのが良いとなりますが、現実的ではないのでポイントを押さえていきます。
CADシステムの問題は大まかにいえば文章の抜けたところを埋める問題、文章にある単
語の意味を問う問題があります。え?そんなところが問題に出るの?という満点を取ら
さないための問題ではないかと思うようなところからも出されます。
- 一通り読む
- 問題を解く
- 問題の答え合わせをし、そのページに戻って再読
- 1に戻り問題を意識して読む(ここが出るんじゃないか、この単語が良く出る等)
この4つが大切です。
製図の知識
CADは製図をコンピューターでするということなので製図の知識は必須、むしろシステ
ムの知識よりも大事と言えます。これはもうただひたすらに覚えるしかありません。製
図の知識や三角形四角形等の多角形の知識は、ひたすら覚えて問題を解いてどんな問題
が出るのかを覚えればいいのですが、投影図は考える力が必要になります。私は独学な
ので苦労したというか理解しづらかったのが、第一角法と第三角法でした。第一角法と
第三角法に関してはテキスト&問題集の方がわかりやすいでしょう。インターネットで
も検索すれば出てきます。投影図は選択する問題と実線や隠れ線が何本必要かを考える
問題があり、かなりの得点を占める問題でもあって、苦手だからとすべて落としてしま
うと合格はできないので、サンプル問題の問題は理解できるようにしておくのが良いで
す。投影図は答えを覚えてはいけない問題です。図形に関しては中学校程度の数学の知
識が必要となってきます。三角関数も含めて数学の知識はこの試験というよりも仕事で
必要になると思うので、CADを仕事にしようとしている人はこの機会に勉強しておくと
良いです。
とにかく広範囲から様々な問題が出されるので、時間に余裕を持って勉強を進めていく
ことが合格への道だと思います。
次から章ごとに細かく解説していきます。