CAD利用技術者試験2次元2級に合格する方法(5)

ルータとモデムの違いの覚え方は、モデムは電話回線でインターネットにつなぐもの

えました。ルータはそれ以外と。問題にも出るのでルータとモデムの違いは理解してお

と良いです。無線LANの規格が私が試験を受けた時に出て、細かく覚えておらず間違

えました。余裕がある人は規格ごとの違いを理解しておいてください。

 

インターネットではまずDNSWWW等の単語を覚えましょう。DNS(Domein Name

System ドメイン ネーム システム)、WWW(World Wide Web ワールド ワイ

ド ウェブ)の略です。ドメインとは何なのかを理解します。これは公式ガイドブック

P121の上に詳しく書いていますので参考にしてください。

 

インターネットへの接続回線

IDSN、ADSLは電話回線でつなぐもの。CATV回線はケーブルテレビの回線を使うもの。

FTTH光ファイバーケーブルで接続するもの、Fiber To The Homeを覚えてしまえば

ファイバーが家庭までくるものなんだなと理解できます。WiMAXが無線なのはわかりま

すね。

 

ネットワーク運用に潜む危険性

ネットワークのセキュリティに関しては試験のためというよりは、実務的な問題です。

実際にCADを仕事で使用しながらこの試験を受ける人やこれからCADを使った仕事に就

きたい人には試験よりも重要な事かと思います。例えばウイルスに感染してしまい情報

が漏れたり、データが消滅してしまえば会社は大きな損失を被ることになります。理解

しておくことは必ず自分のプラスになります。

セキュリティ対策としてファイアウォールの設置、ウイルス対策ソフト、暗号化、セキ

ュリティパッチ等があります。ファイアウォールとウイルスソフトの違いは理解してお

きましょう。パッチを当てるという言葉がよく出るので意味とどういう時に使われるの

かを覚えます。暗号化ではSSLSSHが出ます。

ファイル管理ではディレクトリ管理、アクセス権管理とは何かが問われます。

 

4.情報セキュリティと知的財産権

コンピューターウイルス対策

 コンピューターウイルスの感染型を(公式ガイドP129)覚えますウイルス対策に関

することは公式ガイドP151からのセキュリティに関するQ&Aを読むと理解しやすいと

思います。

 

個人情報保護

 個人情報保護法、迷惑メール防止法、不正アクセス禁止法がそれぞれどういうものかを

理解すること。迷惑メール防止法ではオプトイン方式、オプトアウト方式がよく問われ

ます。オプトイン方式は消費者がメールの配信を承認してから広告メールを送ることが

できるということです。オプトアウトはその逆と覚えましょう。オプトアウトとはメー

ルを送って消費者が拒否した場合にのみ広告メールの送信をやめるということです。不

正アクセスが何かはハッキングをイメージするといいと思います。

 

知的財産権がこれがまたよく出ます。産業財産権著作権の違いを理解することは必須

です。産業財産権はいわゆる特許権や商標権著作権はなじみのある言葉なので理解し

やすいかと思います。著作権をさらに掘り下げて著作人格権著作財産権にわける問題

もありますが、CADでよく問われるコピーいわゆる複製権は著作財産権と覚えておくと

良いでしょう。どういった時に著作権侵害になるのかという問題が多く出るので、著作

権に関する問題を繰り返し解いておく必要があります。著作権に関しても公式ガイド

P154からQ&Aがあります。

 

5.コンピューターの操作

コンピューターの操作に関してはパソコンになじみがある人ならばわかる内容です。

逆に触りなれていない人は基本操作(クリック、ダブルクリック、ドラグ等)は理解し

ておく必要があります。

 

6.OSの基本操作

ここもパソコンになじみがある人はわかる内容です。ファイルの種類と拡張子は覚えて

おきます。特に画像の拡張子と圧縮ファイルの拡張子、中間ファイルの拡張子が重要

す。