CAD利用技術者試験2次元2級に合格する方法(8)
2.製図の原理と表現方法
投影図は問題の中でかなり多くを占め、得点源になるとともに苦手にしてしまうと合格
が厳しくなるところです。まず言葉とその説明を覚えることが大切です。選択問題でも
出てくることがあります。公式ガイドブックならばP215の図1、テキスト&問題集なら
ばP138の表5-7をまず覚えます。軸測投影が直角投影なのか斜投影かといった問題が出
されるので、図を覚えておくと良いと思います。また平行投影と透視投影の違いがわか
ることが重要です。
第一角法と第三角法
私は独学だったのでここで苦労しました。独学の人はテキスト&問題集の説明の方がわ
かりやすいと思います。第一角法の投影図が問われることはなく文章問題で出るので、
第一角法では正面図の右側に左側面図が、上側に下面図が配置される(第三角法では右
側に右側面図と上側に平面図)、「逆」と覚えておけば良いでしょう。
軸測投影図では等角投影と二等角投影と不等角投影が出ます。それぞれどういったもの
かを理解しておきます。
斜投影法にはカバリエ図とキャビネット図があり、X軸方向のみ実寸法の1/2で表すのが
キャビネット図だということだけ覚えておけば大丈夫です。
投影図の選択
投影図はおそらく女性が苦手ではないかと思うのですが、投影図は上にも書きましたが
問題が多数出題される非常に重要なところなので、問題の答えを覚えるのではなく理解
しましょう。
三面図の描き方
三面図はそんなに問題の数は多くないのですが確実に出ます。三面図が描かれていて完
成させるには実線とかくれ線を何本足せばいいかといった問題が出ます。
投影図にに関しては公式ガイドブックでもかなりページを割いていて、問題もあるので
何度も何度も読んで問題を解く、わからなかったら学校や職場で訊くことが大切です。
独学ならばテキスト&問題集の解説を読む、またはインターネットで検索する質問する
と良いでしょう。また私がメールで質問を受け付け、わかる範囲で答えようかなと今の
ところ考えています。